2010/06/17

出産レポ4

~促進剤を使った陣痛との戦い2~


再び分娩室から陣痛室へ戻る
また一晩昨日の夜と同じように過ごさないといけない



陣痛室に戻るとお母さんからダメだし
「ちゃんと呼吸してあげないと赤ちゃん苦しくて
窒息しちゃうよ!」



次から来る陣痛で呼吸を練習してみる
その時の痛みもハンパない痛み




それからまた昨日の夜と同じようにダアと一緒に
陣痛室で一晩過ごす。
トイレに行くときも一緒についてきて、途中で陣痛がきたら
廊下で一緒に呼吸をするダア。彼も昨日一晩寝ていないから
かなり疲れているはず。(ほんとありがとう)




先生の話だとこのままお産が進んで今晩生まれたらいいねって
ことだったがまたもやその希望もくずれ、陣痛の間隔はバラバラに
感覚も時間と共にあいてきてしまう




真夜中、助産師さんがきて少しでも体力を回復させるために
陣痛の合間寝たほうがいいということで
睡眠薬の軽い版の薬を持ってきてくれた。それでも眠くはなるが
陣痛はきてしまうのでちゃんと寝た気はしなかったけど昨日よりは
寝れた気がした。そして朝を迎える。




朝5:00 2日間まともに食べず、寝れず、髪はボサボサ、歯は磨いてない
そんな状態。久しぶりに歯を磨いて、少し食べれる物ゼリーとかを口にした



それから先生がきてまた子宮口を計る
「んーー昨日から変わってませんね。今日も促進剤を使ってみて
それでもだめだったら帝王切開ですね。今日必ず生まれるようにしましょう」
と言っている




もうショックというより、「もう、やめて・・・」という感じだった
それからマイナスへ落ち込んでいった
なんでこんなことになったんだろう?
ウォーキングもしたしヨガもした。体重管理がだめだったから?
色々考えたけど、もうよくわからず涙が止まらなかった



一緒にいたダアは
「よく頑張ってるよ。妊娠中もよくやってたしなく必要なんてないよ」
っていってくれた



9:00AM 昨日とまったく同じように促進剤開始
違ったのは昨日のピークの痛みからのスタートだった
規則的な間隔は4分。必死に赤ちゃんの心音を下げないように
意識して呼吸する。ダアも必死に呼吸する。



助産師さんやまわりの研修生に
「呼吸法がだいぶ上手になりましたね!!」
と褒められながら、マックスの痛みと戦う。


最初の話では14:00まで促進剤やってみて一度様子を見て
その時の子宮口の開き具合で帝王切開に移るかもということだった
13時半過ぎにはもう体力も限界で精神的にも弱気になっていた



14時、先生がまた子宮口を計る。
「あと2時間やってみましょう。
それでもだめだったら緊急帝王切開になります。」
さっきとほとんど変わってないらしい。
9時からやってるのに?
「先生、もういいです。もう無理です切ってください・・」
鬼だと思った。



その後のラスト2時間はもう必死で
もしこれで自分がダメででも赤ちゃんだけ助かれば
っていう気持ちで痛みと戦った
痛みがくるたびに
「マフィン私は絶対あなたを諦めないからね!」
って思いながらいきみを逃した。



ラスト数十分ともなれば、また「おしり~!!」と
声をあげて、こぶしをおしりにいれてもらったり本当にみんなに
手伝ってもらった。それでも呼吸だけはちゃんとした。
だから最後まで赤ちゃんの心音が下がることはなかったそうです。




そして先生が再びやってきて計る
「変わらないですね。では18時から緊急帝王切開に移りましょう」
その言葉を聞いた瞬間、声をあげて泣きました
その時私だけじゃなく、周りにいた人たち全員が泣いていました



悔しさからなのか、寂しさからなのかよくわからないけど
これだけやったのに、マフィンを下から産むことが出来なかった自分の
不甲斐なさでいっぱいだった


ダアが「もう十分やったよ。もうすぐ赤ちゃんに会えるよ!
だからなく必要なんてないよ笑って」って泣きながら言ってくれた



17:00 手術まで1時間の間、まだ促進剤がきれておらず
陣痛の波はくる。でもあともう少しっていう余裕が出来たのか
陣痛の合間、ダア、お母さん、助産師さんたちとお話したり、手術の準備を
していた



いよいよ今度はほんとのほんとに赤ちゃんに会えるんだ

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